4. 2次試験(口頭試験対策)

口頭対策としては、既に購入していた参考書と、他の方がWEBにアップしてくれている口頭試験体験記を読んで、想定問答を作りました。
良く出る質問がいくつかあるので、それについてはおおよそ答えを作って、練習しました。
一語一句覚えようとすると、ちょっと忘れただけでつっかえてしまうので、流れを覚えてその時出てきた言葉で話すようにした方が、比較的なめらかに話せました。
実際、書いて作った答えををそのまま声に出すと、不自然ですし、伝わりにくいと思いました。

また、想定問題を自分で見て答えるのと、人に言ってもらうのではだいぶ雰囲気が違うので、自主練をしばらく行った後に、奥さんに問題を読んでもらって、答える練習をしました。
模擬面接もいろいろ所でやられているようですが、例によってお値段が高めなので諦めました。

私は面接自体は特に苦手意識はなく(緊張はしますが)、2年くらい前に社内で面接を受ける機会があったので、それを思い出しながら自主練しました。
身近に技術士の方がいれば、練習してもらうのも良いかと思います。

また、筆記試験の論文について、IIについては聞かれることはほぼ無いとのことですが、私の場合IIがB判定でしたので、確認される可能性は有ると思い、復習しました。
(普段の業務にも関わるところなので、しっかり理解しておかないとまずいということもありました。)
IIIはA判定なら聞かれることはあまりない、という情報でしたが、念のため論文を復元して、読み返しておきました。

質問をいろいろ想定していくと際限なく広がっていってしまうため、どこまで手をつければいいのか、、、という気持ちになってしまうことがありました。
その時は、(論文も同じですが)60点で合格ですから、80点くらいを目指して、60〜70点くらいに落ちつけば良い!という気持ちで、手の届く範囲でやろうと考え、気持ちを落ち着かせました。
倫理的に問題があるとか、技術的に明らかにおかしいとか、詳細業務に書いた業務のはずなのに全然答えられなかったり、質問に対して的外れな解答を続けるとかが無ければ大丈夫(なはず)、と自分に言い聞かせていました。

参考書の情報によると、筆記試験が80点でも60点でも、口頭の判定には影響しない、みんな同じスタートラインから、ということでした。(ネットには、筆記がボーダーの人は不利、という情報もありましたが)
書けなかった部分の復習はしましたが、筆記がぎりぎり合格かも、ということはあまり気にしないようにしました。


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